肥満度と妊娠

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BMI(ボディ・マス・インデックス)ってご存知ですか?

身長、体重から計算するBMIは肥満度の指標として国際的に用いられていますが、それとウエスト周りをはかることで、体に蓄積された脂肪度合がよくわかります。

肥満度が高い場合は、心臓に負担がかかったり、脂肪を消化するために必要な胆汁を分泌する胆嚢のワークロードが増えたり、妊娠に大切な甲状腺の働きを低下させたり、はたまたインスリンの調整がうまくできず、糖分の代謝がさらに悪くなるなどの悪循環なリスクと共にやはりホルモンバランスが崩れるのは避けられません。
逆に肥満度が低い場合はどうでしょう。やせているから良いというものではないんですね。悪者になりがちな脂肪にもいくつかの大切な役割がありますが、中でも妊活とかかわりの深いエストロゲンを生成するので、BMIが約18以下だとその脂肪が足りず、骨粗しょう症のリスクが増えたり、栄養の蓄積度も減少するため、栄養不足になりやすくなります。
ということは、肥満度が高い場合には、エストロゲンの割合が多くなり過ぎるということです。
どちらにしても、ホルモンのバランスが乱れるのはお分かりいただけると思います。
ホルモンのバランスが乱れるということは、中医学でいうと、陰と陽のアンバランス。でもこの陰陽の微妙なバランスこそが、生命を宿るミラクルを起こしてくれているのです。

では、どのくらいの肥満度が理想なのでしょう?

22~24が理想的で、現実的な度数です。

気になる計算、BMIチャートに入れて計算すると早くて楽です。リンクを貼っておきますので、気になる方、ぜひ自分の脂肪度を調べてみてください。
https://www.nhlbi.nih.gov/health/educational/lose_wt/BMI/bmicalc.htm
(紫色のところをstandardからmetricに選びなおすと、日本人になじみ深い㎝と㎏でいれることができます)

通りには桜が咲き、過ごしやすくなってきました。何か始めるにもいい季節。肥満度が高くて自分でびっくりしてしまった方がいらっしゃったら、ぜひ、運動を始めましょう。食べるときは腹6分目までを5回くらいにわけて食べ、血糖値をできるだけ安定させるようにしましょう。
逆に肥満度が低くてびっくりした方は運動には注意が必要です。毎日ジョギングなどは控えて、ヨガなどで代謝を保ちながら、水分をしっかり補給するようお勧めします。

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